社会保険労務士の合格ラインのルールとは

社会保険労務士の試験には独特の「合格ライン」制度が存在します。
受験者は合格ラインを超えることを、究極の目標に定めることとなりますね。

社会保険労務士の試験問題は、「択一式」と「選択式」のふたつの柱でつくられます。
合格ラインは、このどちらにもありますからノルマもふたつになるといったほうがよいかもしれません。

それではそれぞれの合格ラインはどれくらいになるのか? とききたくなるところですが、実は毎年少しずつ変わります。それに試験が終わってみないとはっきりしません。

もちろん、全然ヒントも何もないのでは受験者には打つ手がないことになってしまいます。そこで、目安として択一式問題も選択式問題も、全体の70%の正解を出すことが求められています(もっとはっきり書くと、それぞれの合格ラインは毎年60%台に収まることが多いです。70%正解すれば安全圏に入れることになるわけです)。

しかしこれだけでは終わりません。社会保険労務士試験には、科目ごとの合格ラインもあるのです。

その科目ごとの合格ラインも、毎年試験が終わらない限りわかりません。ただし、毎年どの科目についても同じくらいの点数が合格ラインになっています。択一式問題なら4点、選択式問題なら3点がボーダーラインになりやすいと思って構いません。

これらの事実を踏まえると、どの科目でも、5点くらい取得できれば一気に合格に近付くことになります。もちろん、それを実行するのは簡単ではありませんが。
いずれにせよ、社会保険労務士では全科目で一定量の正解を出さないと合格は絶対にありえないわけです。苦手科目をつくってしまうと、かなりのハンデになることは否定しがたいですね。