社会保険労務士の合格率は過去問と深い関係に? 

社会保険労務士の合格率は、毎年10%以下を記録してばかりです。難易度が高くて厳しい受験事情だということは、改めて繰り返す必要もないでしょう! 

まあ、ここ数年はちょっと年ごとの合格率の変動が激しくなっていますけど、その前まで、社会保険労務士の合格率はひたすら安定していることで有名でした。7%台や8%台に落ち着く年がえんえんと続いていたイメージでしたからね。私も最初、そんな低い合格率が並んでいる表やグラフを見たときは、気分がすごく滅入ったのを今でもよく覚えてます! 

ところで、どうして合格率がそんなにきれいさっぱりと、変わらなかったんでしょう? ちなみに、この数年は合格率が急に下がったりしてて落ち着きがないですが、数年したらまた安定した時期に入る可能性があります。

この理由は、問題が毎年、変わらない特徴を残しているからでしょう。

特徴……なんていうあいまいな言葉を使ってしまいましたけど、問題の仕組みが1年ごとにまるっきり変わってしまうとしたら、どうなると思いますか? たぶん受験者は、解答にものすごく苦しむはず。そうなると合格率は惨憺たる有様になるでしょうね。前の年度の10分の1くらいに落ちてもおかしくないのでは? 

でも社会保険労務士の試験問題は、試験科目も毎年ほとんど変わりません。あと選択式・択一式といった出題形式も変わらないですね。それから……これは実際に数年分の過去問題を解かないと実感できないことですけど、けっこう同じ科目の中で、問題に採用されているパーツが似通っています! 

社会保険労務士の試験問題は結局、あまり変わらない特徴を残すことで、受験者に勝利の方程式をプレゼントしてくれるのだと思ってください。過去問題を研究することが大事なのは、そのためでもあるんですよ。